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個人・中小企業のためのSEOロードマップ|3ヶ月・6ヶ月・1年で何をすべきか

SEO対策

SEOに関する情報はネット上にたくさんありますが、「何をやればいいか」は書かれていても、「いつ・どの順番でやればいいか」まで整理された情報は意外と少ない気がします。

個人事業主や中小企業は使える時間もお金も限られているので、あれもこれも同時に手を付けるより、優先順位をつけて取り組んだほうが結果につながりやすいというのが、20年間の実感です。

この記事では、僕が実際のサイト運用で意識している「0〜1ヶ月目」「2〜3ヶ月目」「4〜6ヶ月目」「7ヶ月〜1年」という4つのフェーズに分けて、SEOのロードマップとして整理しました。

それぞれの施策の詳しいやり方は個別の記事にリンクしていますので、この記事では「順番」と「タイミング」に絞って書いていきます。

1. SEOは「いつ」効果が出るのか

まず心構えとして知っておきたいのが、施策をやったタイミングと、結果が数字に表れるタイミングにはズレがあるということです。

Googleが新しいページの内容を評価し直すまでには時間がかかりますし、検索順位の変動はいくつもの要因が絡み合って起きるため、SEO対策したからすぐに検索順位に影響があるというものではありません。

私の場合、新しく立ち上げたサイトで検索流入が目に見えて増え始めるのは早くて4ヶ月目あたり、平均すると6〜8ヶ月目くらいという印象です。

焦って途中でやめてしまうと、それまでの積み上げが結果につながる直前でストップしてしまうことになるので、まずは1年単位で考えるものという前提を持っておくと、途中で挫折しにくくなると感じています。

2. 0〜1ヶ月目:土台づくり期

最初の1ヶ月は、後から直そうとすると手間が何倍にも膨らむ「土台」の部分に集中する時期です。

具体的には次の3つです。

  • キーワード選定とタイトルタグの最適化:お客様がどんな言葉で検索するかを言語化し、ページタイトルやメタディスクリプションに反映させます。ここで方向性を決めておかないと、後で記事を書き足すたびに軸がぶれてしまいます。
  • サイト構造・内部リンク設計:ページ同士をどうつなぐかは、記事数が少ないうちに骨格を決めておいたほうが、後から直す手間が少なく済みます。
  • 表示速度・モバイル対応:技術的な土台が整っていないと、どれだけ良い記事を書いても評価されにくくなります。

キーワード選定やタイトルタグの具体的なやり方は「個人や小規模ビジネスがウェブサイト開設したら、まずやるべきSEO対策」に、内部リンクの貼り方の目安は「個人・小規模ホームページの内部リンク設計」にまとめていますので、あわせて読んでみてください。

やること目安の状態(1ヶ月目終了時点)
キーワード選定主要ページ・記事ごとに狙う言葉が言語化できている
タイトルタグ・メタディスクリプション全ページに固有の内容が設定されている
内部リンク設計関連ページ同士が最低1本ずつリンクでつながっている
表示速度・モバイル対応Google「モバイルフレンドリーテスト」で問題が出ない
Google Search Console登録登録・サイトマップ送信が完了している

3. 2〜3ヶ月目:コンテンツを増やす期

土台ができたら、次はコンテンツを増やしていく時期です。

この段階ではまだ検索順位に大きな変化は出にくいですが、ここで手を止めてしまうと、後の伸びしろも小さくなってしまいます。

私は月2〜4本のペースで新しい記事を作成しています。
毎日更新するような体力はなくても、月2本であれば無理なく続けられるからです。

大事なのは本数より、1本1本が検索する人の疑問に具体的に答えているかであって、内容の薄い記事を量産することではありません。

また、この時期からGoogle Search Consoleでの計測を習慣にしておくと、後の6ヶ月目以降にどのページを直すべきかの判断材料になります。

表示回数・クリック数・平均掲載順位の3つを、記事を公開するたびに眺めるくらいの頻度で十分です。

4. 4〜6ヶ月目:外部からの評価を高める期

サイト内の土台とコンテンツがある程度整ってきたら、次は外部からの評価を意識する時期です。

自分のサイトの中だけで完結する対策と違い、他者や地域との関係性が絡むため、成果が出るまでに時間がかかりやすい分野です。

私の体感では、順位の変動が明確に見え始めるのもだいたいこの時期からです。

1〜3ヶ月目に地道に積み上げた土台とコンテンツが、ようやく評価に反映され始めるタイミングだと捉えています。

5. 7ヶ月〜1年:継続・分析・改善期

半年を過ぎたあたりからは、新しく作ることと同じくらい、すでにあるものを見直すことが重要になってきます。

実は、このブログ自体もSearch Consoleで「クロール済み – インデックス未登録」になっている記事を1日1本ずつ選んで、内容を充実させるリライトを続けています。

新規記事を積み上げるだけでなく、既存記事を定期的に見直す運用こそが、1年を過ぎたあたりから効いてくる実感があります。

具体的には、Search Consoleで「表示回数はあるのにクリックされていないページ」「掲載順位が11〜20位あたりで停滞しているページ」を探し、タイトルの見直しや内容の追記、内部リンクの追加を行います。

ゼロから記事を書くより、少ない労力で順位が動きやすいのもこの作業の良いところです。

検索順位が上がって訪問者が増えてきた先には、「サイトに来てくれた人がどんな体験をするか」という顧客体験デザイン(CX)の視点も関わってきます。

興味があれば「AIで見た目が均一化する時代に、差がつくのは「顧客体験」」もあわせてどうぞ。

6. 期間別チェックリスト

3ヶ月・6ヶ月・1年の各タイミングで、自分が確認している項目をまとめました。

時期チェックする指標目安
3ヶ月目Search Consoleの表示回数ゼロから右肩上がりで増え始めているか
6ヶ月目クリック数・平均掲載順位一部のキーワードで20位以内に入り始めているか
1年目問い合わせ・予約などの成果数検索経由の問い合わせが月1件以上発生しているか

7. 順番を間違えるとよく起きる失敗

相談を受けていて、順番を間違えたためにもったいないと感じるケースがいくつかあります。

失敗パターン起きること
土台ができる前にバックリンクだけ集めるリンク先のサイトの内容が薄いままで、評価につながりにくい
コンテンツを増やす前に外部対策に時間をかけるそもそも読んでもらうページが少なく、成果が出にくい
3ヶ月で結果が出ないと諦めてしまう評価が反映され始める直前でやめてしまうことが多い
公開後の記事を一度も見直さない停滞している記事がそのまま放置され、伸びしろを逃す

まとめ

SEOは一つひとつの施策そのものよりも、「今どの時期にいて、何を優先すべきか」を見失わないことのほうが大事だと、20年間サイトを作り続けてきて感じています。

この記事を、自分のサイトが今どのフェーズにいるかを確認する目安として使ってもらえたら嬉しいです。

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「理想の顧客体験シーン」を描き、様々なデザインを展開していきます。
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PROFILE

本間智久
MAMEプロダクションという屋号で、フリーランスのウェブデザイナーとしてお仕事しています。
 
広告や販促物のグラフィックデザイナーを務めた後、求人サイト運営会社にてウェブデザイナーとして勤務。
サイトの運営、リニューアル、特集コンテンツのディレクションや作成、SEO内部施策などの業務を担当。
2012年に独立。
 
趣味は、テレビゲームと酒場巡り。