【初心者向け】Search Consoleでよく出るエラー5種類と対処方法をわかりやすく解説

SEO対策

Search Consoleとは

Search ConsoleはGoogleが提供する無料のツールで、ウェブサイトのパフォーマンスを監視し、問題を特定・修正するために使用されます。サイトのインデックスステータスや検索トラフィックを確認でき、SEO対策を行う上で非常に重要なツールです。

この記事でわかること

  • Search Consoleでよく出るエラーの意味
  • それぞれの原因と対処方法
  • 初心者でもできるインデックス改善のコツ

Search Consoleで検出される主なエラー

【エラーその1】検出 – インデックス未登録

このエラーは、Googleにクロールされていない状態です。
原因としてはいくつか考えられますが、まずはGoogleのクロールを促す対策をしましょう。

【対処方法】XMLサイトマップ送信する

1. XMLサイトマップを作成する

サイトマップ自動生成ツールを使うと簡単にXMLサイトマップを作成できます

2. XMLサイトマップをサーバーにアップする

FTPクライアントで、サーバーにXMLサイトマップをアップします

3. Search Conloseにサイトマップを登録する

【エラーその2】クロール済み – インデックス未登録

このエラーは、Googleによるクロールはされていますが、何らかの理由でページが検索結果に表示されない、ことを示しています。

【対処方法】Googleサーチコンソールからインデックス登録をリクエストする

1. 対象のページの虫眼鏡アイコンをクリックしてURL精査します

2. URL精査結果の「インデックス登録をリクエスト」をクリック

【エラーその3】ページにリダイレクトがあります

このエラーは、Googleがアクセスしようとしたページがリダイレクトされていることを示します。

インデックスさせたいのにリダイレクト設定がされている場合には、リダイレクトを正しく設定する必要があります。
リダイレクトが正しく設定されていない場合、”検索エンジンがページを適切にクロールできない”ことや”本来インデックスさせたいのにインデックスされない”ことがあります。

【対処方法】正しいリダイレクト設定をする

1. 正しいリダイレクト設定をする

ページを転送させる場合には、301リダイレクトを正しく設定します。
インデックスさせたいのにリダイレクトが設定されてしまってる場合は、リダイレクト設定を削除します。

【エラーその4】見つかりませんでした(404)

404エラーは、指定されたページが存在しないことを示します。
ユーザーや検索エンジンがページにアクセスできないため、ユーザーエクスペリエンスやSEOに悪影響を及ぼします。

【対処方法】301リダイレクトを正しく設定する

404エラーがでているURLから関連する他のページにリダイレクトするよう設定します。

【エラーその5】noindex タグによって除外されました

noindexタグがページに設定されているため、Googleがそのページをインデックスしないように指示しています。これにより、該当ページは検索結果に表示されません。

【対処方法】該当ページのソースコードを確認し、noindexタグを削除する

  1. タグの確認: 該当ページのソースコードを確認し、noindexタグが含まれているか確認します。
  2. タグの削除: インデックスさせたいページからnoindexタグを削除します。
  3. robots.txtの確認: robots.txtファイルにインデックスを妨げる指示がないか確認します。

まとめ

Search Consoleを利用することで、サイトのインデックスステータスやエラーを迅速に特定し、対処することができます。

適切な対処を行うことで、SEOパフォーマンスを向上させることが可能です。
定期的にSearch Consoleをチェックし、サイトの健全性を維持しましょう。

ホームページの運用改善に興味がある方はこちらもご覧ください

運用改善プランを見る

PROFILE

本間智久
MAMEプロダクションという屋号で、フリーランスのウェブデザイナーとしてお仕事しています。
 
広告や販促物のグラフィックデザイナーを務めた後、求人サイト運営会社にてウェブデザイナーとして勤務。
サイトの運営、リニューアル、特集コンテンツのディレクションや作成、SEO内部施策などの業務を担当。
2012年に独立。
 
趣味は、テレビゲームと酒場巡り。