ホームページ制作を依頼する際に、多くの方が気になるのが「相見積もり」。
ところが、金額だけを見て判断すると後悔するケースが非常に多い のをご存じでしょうか?
制作会社ごとに「含まれる作業内容」が異なるため、同じ10ページのサイトでも、10万円差・20万円差がつくことは珍しくありません。
この記事では、発注者が知っておくべき 見積もり比較の正しい方法 をまとめました。
これを知っておくだけで、見積もり判断の失敗を大きく減らせます。
同じ10ページのサイトでも、会社によってページ単価が異なります。
単価×ページ数で見積もり金額を出すため、ページ単価を見比べることは重要です。
しかし、見落としがちなのが 類似ページ の扱い。
のように デザインは同じで内容だけ違うページ は、通常量産ページ扱いで単価が下がります。
ところが制作会社によってはすべて1ページとして満額カウントというケースもあります。
見積もり比較時には必ず以下を確認しましょう。
✔ 類似ページは単価が安くなるか?
✔ 下層テンプレを流用して量産できるか?
この点は総額に大きく影響します。
デザイン費も、見積もりの中で差が出やすい部分です。
とくに 「どこまでデザインを作り込むか」 によって金額は大きく変わります。
制作会社によって考え方が違い、
など方法はさまざま。
比較の際は、必ず以下を確認しましょう。
ここを曖昧にすると、
「思っていた仕上がりにならない」「全部別料金だった」となりやすいポイントです。
アニメーションも、見積もりの差が出やすい項目ですね…
見積もり段階で全てのアニメーション仕様が決まってることはないと思いますが、金額を把握しておくべきでしょう。
例えば、よく見るものの単価を確認しておくこと。
(このくらいは通常費用に含まれることも多い)
もう少し複雑なアニメーションを実装したい場合には、サンプルを提出して見積金額を出してもらうのもいいですね。
WordPress構築費は、制作会社ごとに「何を含むか」がバラバラです。
また、WordPress特有の機能も多いので、WordPressにかかる作業をすべて項目立てて見積りで確認するのは難しいかもしれません。
最低限確認しておきたいことは
次の項目とも関連しますが、ここも重要です。
WordPress部分が曖昧だと、公開後に追加費用が増えていくケースが非常に多いです。
見積もり比較では、公開後の運用費も非常に重要です。
特に見るべきは以下:
公開後も継続的に費用が発生する部分は、見積書に小さく書かれがちなので要注意です。
見積もり比較は “金額ではなく中身の比較” がすべてです。
特に次の4つは見積もり差が最も出やすい部分:
ここを押さえて比較すれば、制作会社の本当のコスパが見えるようになります。
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