「Googleで検索したら、競合のOTAばかりが上位に表示される」
「自社サイトへの流入がなかなか増えない」
そんなお悩みをお持ちのホテル·旅館の担当者の方に、今回はGoogleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)を活用した直予約増加の具体的な方法をご紹介します。
ウェブデザイナーとして20年近くさまざまな業種のサイト制作に関わってきた経験から言うと、ホテル·旅館ほどGoogleビジネスプロフィールを有効活用できる業種はないように感じています。
とはいえ、Googleビジネスプロフィールの運用は大変ですよね…
しかし逆に言えば、ここをきちんと整備するだけで、他の施設との差別化が図れる大きなチャンスがあるということでもあります。
Googleで「○○(地名)ホテル」と検索すると、地図と施設一覧が表示される「ローカルパック」というエリアが目に入りますよね。

このローカルパックに表示されるかどうかを左右しているのが、Googleビジネスプロフィールの登録内容と運用状況です。
OTA(楽天トラベル・じゃらんなど)は広告費をかけて上位を取りにきます。
しかし、Googleビジネスプロフィールはしっかり運用さえすれば無料で上位表示を狙える数少ない集客チャネルです。
お金をかけずに自社サイトへの流入を増やせる可能性があるという意味で、ホテル·旅館の担当者にとって最も優先すべき施策のひとつだと考えています。
SEO(検索エンジン最適化)という言葉はご存知の方が多いと思いますが、MEO(マップエンジン最適化)はご存知でしょうか。
GoogleマップやGoogleローカル検索での上位表示を目指す施策のことで、ホテル・旅館のような場所のある商売にとっては、通常のSEOと同等かそれ以上に重要性が高いとされています。
Googleビジネスプロフィールの運用は、このMEOを実践することそのものです。
まずはGoogleビジネスプロフィールの基本情報をきちんと整備することが第一歩です。
意外と住所は登録してあるけれど、他は手つかずという施設が多いので、以下の5項目を今すぐ確認してみてください。
Googleビジネスプロフィールに登録する写真は、宿泊者がクリックするかどうかを決める最大の要素です。客室・料理・外観・ロビーなど、できるだけ多くの写真を登録しておきましょう。
また、写真は定期的に追加・更新することが重要です。
Googleはよく更新されているプロフィールを高く評価する傾向があります。
季節の写真や、新しいお部屋·料理のメニューが加わったタイミングでの更新がおすすめです。
Googleビジネスプロフィールには投稿という機能があります。
ブログのような感覚でお知らせや特集情報を発信でき、検索結果の施設情報パネルにも表示されます。
「夏の特別プラン」「紅葉シーズンの空室情報」「新しい朝食メニュー」など、季節に合わせた情報を月に1~2回程度投稿するだけで、検索ユーザーへのアピール力が大きく変わります。
投稿には自社サイトや予約ページへのリンクも貼れますので、直予約への導線としても非常に有効です。
Googleのクチコミは、潜在的な宿泊者が施設を選ぶ際の大きな判断材料です。
そしてGoogleは、クチコミへの返信を積極的に行っているプロフィールを「信頼性が高い」とみなし、上位表示しやすくなると言われています。
良いクチコミには感謝を、残念ながら厳しいご指摘をいただいた場合には真摯な対応を。
どちらのクチコミにも丁寧に返信することが、新規のお客様への信頼感醸成にもつながります。
Googleビジネスプロフィールを整備してGoogleマップ上での露出を高めても、そこから自社サイトへの流入・直予約につながらなければ意味がありません。
Googleビジネスプロフィールと自社サイトはセットで設計することが大切です。
Googleビジネスプロフィールには予約ボタンを設置でき、リンク先を自由に設定できます。
ここをOTA(楽天トラベルやじゃらんなど)のページに設定してしまうのはもったいないです!
自社の予約エンジン(自社予約システム)のURLを設定することで、直予約への入口をGoogleマップ上に作ることができます。
まだ自社予約エンジンを導入していない場合は、この機会にあわせて検討してみてください。
Googleビジネスプロフィール経由で自社サイトを訪れた方が、なぜ公式サイトから予約する方がお得なのかを一目でわかるように伝えることが大切です。
「公式サイト限定プラン」「ウェルカムドリンクサービス」「レイトチェックアウト優遇」など、OTAでは得られないベネフィットをトップページやファーストビューに明示しましょう。
ウェブデザイナーとして多くの施設サイトを見てきた経験から言うと、この公式特典の設計と見せ方が整っているかどうかが、直予約率に大きな差をつけるポイントです。
Googleビジネスプロフィールは、正しく運用すれば無料でGoogleの検索結果やマップ上に自施設をアピールできる、非常に強力な集客ツールです。OTA依存から脱却し、直予約を増やしていくためには、まずここから整備を始めることをおすすめします。
今回ご紹介した「写真の定期更新」「投稿機能の活用」「クチコミ返信」「予約ボタンのリンク先設定」「自社特典の明示」は、どれも今日から取り組める施策です。
まずは現在のGoogleビジネスプロフィールの登録状況を確認するところから始めてみてください。
自分の施設の場合、どこから手をつければよいかわからないという方は、お気軽にご相談ください。
施設ごとの状況に合わせて、具体的な改善ポイントをお伝えします。
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